【辛いバイク通勤・通学時を快適に】用意すべき装備・アイテムを紹介!
通勤や通学の際の満員電車や車の渋滞を回避できる方法として、バイク通勤は渋滞知らずの快適な移動手段として、人気を集めています。
しかし天候や季節の変化の影響を直接受けるため、適切な装備・アイテムがないと辛い経験になりかねません。特に、寒さや雨、暑さといった厳しい環境下では、快適性と安全性を確保するための準備が不可欠です。
この記事では、実際に職場までバイクで通勤しているあかねがバイク通勤・通学を快適にする装備やアイテムを紹介します。
暑さ寒さの季節ごとに必要なアイテムはもちろん、日々の通勤・通学をより快適にする便利グッズまで幅広くお伝えをします。これらの装備を整えることで、天候に左右されることなく、安全かつ快適なバイク通勤ライフを楽しむことができます。
バイク通勤を検討されていて、用意する装備・アイテムを考えているかたからすでにバイク通勤をされていて装備の充実を検討しているかたまで、誰もが参考にできる情報が満載です。
ぜひ、あなたの日々のライディングスタイルに合わせて、最適な装備選びの参考にしてください。
- バイク通勤・通学を検討しているかた
- バイク通勤・通学をしているが、装備を充実させたいかた
- 他のライダーがどのような装備で通勤しているかを知りたいかた
日頃の通勤で使っている装備・アイテム
まずは私の現在の通勤状況と、日々使用しているバイクや快適グッズについて紹介します。
- 家から職場まで約9km
- 所要時間は約30分
- 使用バイク PCX125cc
【バイク】PCX125
デザイン良し!燃費良し!の通勤ライダー御用達のバイク。通勤中にPCXに乗っている通勤ライダーを何台も目にします。アイドリングストップシステムも搭載されており、あかねPCXの燃費は驚異のリッター49.5km/l!いちいち鍵を取り出す必要がないスマートキーもバタバタな朝通勤の時短グッズとして大変魅力的です。
【ヘルメット】OGK KABUTO社「SHUMA」
ヘルメットは、OGK KABUTO社の「SHUMA」を使用しています。
選んだ理由は、以下の3点です。
- メガネやサングラスを装着しやすいよう設計されている
- 後述のソロメイトスピーカーとの相性が良い
- インナーパットの取り外しができヘルメット内部を清潔に保てる
【手袋】Kaedear社「MOTOグローブ」
手袋はKaedear社の「MOTOグローブ」です。
手袋をつけながらスマホの操作をすることができ、洗濯機にも対応していることから購入しました。布の素材が伸縮性に富んでおり、手に良く馴染みます。また、通気性も良く、夏の通勤に使用をしてもムレは全くありませんでした。
【スマホホルダー】Kaedear社「 ビートル」
スマホホルダーはKaedear社の「 ビートル」です。
初めて購入をしたスマホホルダーでしたが、使用感は抜群に良いです。
- 片手で着脱が可能
- グリップ力が高く、不安に感じる走行中のスマホ落下の心配なし
- スマホへ充電をしながらの走行も可能
デメリットとしては、夏場は直射日光を浴びるため。スマホが熱くなります。
ですので、同社のサンバイザーの購入も併せて行うと良いでしょう。
【スピーカー】LINKS社「シエル ソロメイト フルフェイス」
子育て中の私にとっては、通勤時間も貴重な自由時間です。そのため、音楽やその時勉強している資格試験の用語集の聞き流しを聴いています。
使用しているのはLINKS社「シエル ソロメイト フルフェイス」。
コスパが良く、操作も非常に簡単であるため、フルフェイスのヘルメットを使用しているかたで初めてのスピーカー購入を検討している場合、まずはこのソロメイトをお試しいただくことを強くオススメします。
【コンビニフック】デイトナ社「ヘルメットロック ダイヤルタイプ」
私が乗っているPCXにはコンビニフック(手提げなどの荷物をかけるフック)やヘルメットロックの装備がありません。
ヘルメットは、メットイン(シート下の収納)に収納できますが、コンビニやスーパーで買った食材や、平行を保って運びたいもの(私の場合は、持ち帰り用に購入した家族分のマクドナルドのドリンク)はメットインに収納することができません。
その悩みを解決するために私はデイトナ社「ヘルメットロック ダイヤルタイプ」を購入しました。
ダイアルタイプのため、鍵を取り出す必要がなく、スマートキーのPCXには非常に相性が良いです。走行中は手荷物をかけることができ、停車中はヘルメットをかけることもできることからコンビニフック・ヘルメットロックの二刀流として大活躍してくれています。
【夏】暑い日の運転時に使用しているアイテムや服装
ここからは主に夏場の通勤・通学時に使用しているアイテムや装備、服装について紹介をします。
夏の服装や運転時に心掛けていること
私の夏場の勤務スタイルは主にポロシャツ×ユニクロのウルトラストレッチドライという大変ラフな格好です。
心掛けていることとしては、
- 多少時間がかかっても停車時間が短くなるよう信号が少ない道を選ぶ
- 暑くても肌を露出しないようにする
夏の通勤で一番苦に感じることは停車中に照りつける日差しとアスファルトからの放射熱です。ですので、私は、多少回り道になったとしても信号が少なく停車時間が短くなるような道を選んで通勤しています。
【ジャケット】コミネ社「プロテクトメッシュパーカー テン」
どんなに暑くても交通事故や転倒のリスクにも備えなくてはいけません。
これまでの夏は薄手のカーディガンを1枚羽織る程度でしたが、次の夏は「メッシュジャケット」を購入する予定です。
メッシュジャケットはその名の通りメッシュ素材でできており、風を通しやすく、蒸れにくい作りとなっています。また、ガチガチのライダージャケットではなく、カジュアルデザインな商品もあるため、通勤時の使用にも抵抗感はありません。
【頭皮の蒸れ防止】トゥーホイールクール社「エアヘッド」
夏場でもフルフェイスヘルメットで通勤をしているため、どうしてもヘルメットの中の蒸れが気になってしまいます。
そのため、私はヘルメット内の蒸れや髪型崩れの対策としてエアヘッドをヘルメット内に設置。
蒸れや髪型崩れ(やっぱり多少は崩れますが)の他にも、直接汗をかいた頭皮がヘルメット内のパットに触れないため、夏場のヘルメットの衛生面が気になるかたにもオススメです。
他にもフィット感があるインナーキャップタイプもありますが、こちらについては、私は使用したことはありません。
【爽快感が凄い】冷感スプレー
どうしても通勤時間が長く、暑さに耐えられないというかたは、「冷感スプレー」を使ってみてください。
今まで私は家を出る前にシーブリーズを使用していましたが、今年の夏に初めて「冷感スプレー」に出会いました。
シーブリーズの爽快感とは全然違い、冷たすぎて痛いと感じるほど涼しいです笑。
ファブリーズのような霧吹きタイプのもので、出勤前にシャツにサッと数プッシュするだけで世界が変わります。
【リュックからショルダーバック】ノースフェイス社「オリオン3」
夏場はリュックを背負って通勤すると背中が汗だらけになりますよね。
シート下に荷物を入れれば済むのですが、朝育児に追われ、シートの開け閉めする時間すらもったいない私の場合、夏場のカバンをリュックからショルダーバックに変えています。
荷物が少ない夏場は、財布、鍵、水筒だけあればOK。ショルダーバックにすることで、背中に汗をかくことが無くなりました。
【冬】寒い日の運転時に使用しているアイテムや服装
ここからは主に冬場の通勤・通学時に使用しているアイテムや装備、服装について紹介をします。
冬の服装や運転時に心掛けていること
冬の勤務スタイルは主にワイシャツ×ユニクロのデニムにカーディガンです。その上に寒さを防ぐためにコートやズボンを重ね着しています。
心掛けていることとしては、
- 夏とは違いできるだけ走行する時間が短くなる道順を選ぶ
- いかに風を防ぐかがポイントのため、ズボンは二重で履いた方が良い
ということです。
ズボンは会社の野球部に加入していた頃のウインドブレーカーをデニムの上から履いています。
【コート】ノースフェイス社「マウンテンパーカー」
コートはとにかく風を通さない防風・さらに撥水タイプのものが急な雨にも対応できるのでオススメです。
私はノースフェイスのマウンテンパーカーを使用しています。
元々は5年ほど前に一時電車通勤時代をしていた際に購入・着用していましたが、流石のノースフェイスということもあって冬場のバイク通勤でも風を通さず、体幹部においては寒さを感じません。
2万円程度と少々値が張りますが、長く使用することができることや、冬着特有の使わない時にかさばるということがないので、愛用しています。
【首の防寒】鼻や口を覆い風を通さないネックウォーマー
バイクで寒さを感じにくくするためには、3つの首(首・手首・足首)を冷やさないことが肝心です。
そのうちの1つである首にはネックウォーマーが必須。
私はマフラーや野球部時代から使用している、野球用のネックウォーマーがありますので、そちらを使用しています。
ヘルメットの種類にもよりますが、首だけでなく鼻や口を覆い隠し、風を通さないものがオススメです。
【視界良好】フルフェイスの場合は曇り止めスプレーがあると便利
ネックウォーマーを使用するとフルフェイスヘルメットを使用しているかたは、自身の吐息でシールドが曇りますよね。外気を内側に入れることで曇りは改善されますが、それだとやっぱり寒くなってしまう。
その場合、曇り止めスプレーを使用することで、視界が良好になります。併せて購入しておくようにしましょう。
【手の防寒】電熱グローブ
2つ目の首である手首、手の防寒はグローブを着用することが一番です。
中でもオススメしたいものが「電熱グローブ」!
今まで大学生時代に購入したスノボー用のグローブを使用していたのですが、今季初めて電熱グローブを購入。
事前に自宅でバッテリーを充電しておくことで、走行中はグローブの中がじんわり暖かくなります。どうしても指先まで全てに熱が伝わっては来ませんが、防風・防水であり、グローブをつけながらのスマホ操作も可能なため個人的には「当たりのグッズ」です。
【雨】雨天の運転時に使用しているアイテムや服装
通勤ライダーが年中戦う相手はこの「雨」ですね。
夏の日の雨は蒸し蒸しするし、冬の日の雨はとても寒いので、気温とのダブルパンチは肉体的にも精神的にも辛いですよね。
【レインコート】ワークマン社「レインスーツ ストレッチパーフェクト」
雨天時の通勤の服装は、夏は、カーディガンの代わりにレインコートを着ており、冬はノースフェイスのコートの上からレインコートを着ています。
使用しているのは、ワークマン社の「レインスーツ ストレッチパーフェクト」という製品です。カラーバリエーションも豊富で、大事な性能面も水の染み込み具合を表す耐水圧は10,000mm。蒸れにくさを表す透湿度は8,000g/m2/24hと大雨にも耐えられるものとなっています。
私は夏も冬もこの「ストレッチパーフェクト」を使用しているため、ワンサイズ大きいものを購入し、冬はコートの上から着用しています。
重ね着にもなりますので、冬の寒さにも十分耐えることができます。
【4cm防水】ワークマン社「アスレシューズストームランナー」
【出典】株式会社ワークマン様オンラインショップホームページより
靴はワークマン社「アスレシューズストームランナー」を雨天時に限らず年中履いています。
- 値段は驚異の1,900円
- 4cm防水のため、多少の雨でも靴が濡れない
- 靴紐がドローコードとなっているため、ほどける心配がない
雨天通勤の際は信号待ちで地面に足をつくことはありますが、30分程度の通勤時間の場合、靴が浸水することはありませんでした。
それでも不安なかたは、通勤用に長靴を用意したり、バイク用のレインブーツカバーなどの購入をすればより安心ですね。
【視界良好】フルフェイスの場合は撥水スプレーも使用しましょう
雨でシールドが濡れると視界不良となり、運転に不自由を感じます。夜になるとシールドに付着した雨水が対向車のライトに照らされ、恐怖を覚えたかたもいるのではないでしょうか。
夏も冬も雨の日もフルフェイスヘルメットを着用している私は、撥水スプレーを常備しています。
シールドにスプレーを吹きかけ、ティッシュで拭くだけで、雨水は運転中の前方からの風を受けてツルツルと横へ移動し、前方の視界が良好となります。
2,000円程度で購入できますので、まだ使用したことがないかたはぜひ一度試してください。
まとめ
この記事では、日頃からバイク通勤をしている私が通勤時に使用している装備・アイテムをはじめ、夏の日、冬の日、雨の日にそれぞれ使用している装備について紹介をしました。
みなさんの通勤・通学の時間が少しでも快適なものになれば幸いです。